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食品検査項目別一覧


検査項目

検査法
報告日数*1  必要
検体量*2
保存方法*3

  
 対象食品*4


検査の意義

備考

セット

細菌数(生菌数) 定量 混釈培養法 3~7 50g以上



     
E.coli 定性 液体培養法       
黄色ブドウ球菌 定量 平板培養法      

セット

細菌数(生菌数) 定量 混釈培養法 3~7 50g以上 各項目参照      
大腸菌群 定量or定性 混釈 or 液体培養法      
黄色ブドウ球菌 定量 平板培養法      

セット

細菌数(生菌数) 定量 混釈培養法 4~8 100g以上 各項目参照      
E.coli 定性 液体培養法       
黄色ブドウ球菌 定量 平板培養法      
サルモネラ属菌 定性 増菌培養法      

セット

細菌数(生菌数) 定量 混釈培養法 4~8 100g以上 各項目参照      
大腸菌群 定量or定性 混釈 or液体培養法      
黄色ブドウ球菌 定量 平板培養法      
サルモネラ属菌 定性 増菌培養法      

衛 生 指 標 菌

細菌数(生菌数) 定量 混釈培養法 3~5 50g以上 冷凍 食品全般 食品・製造環境の微生物汚染の指標。食品の安全性、保存性、衛生的取扱いの良否の総合的衛生指標。  
100g以上 食肉製品、鯨肉製品、魚肉ねり製品
200g以上 生食用かき、濃縮乳、脱脂濃縮乳
200ml以上
ミネラルウォーター類
E.coli 定性 液体培養法 2~6 50g以上 冷蔵(冷凍品は冷凍) 加熱後摂取冷凍食品(冷凍直前加熱以外)、生肉・魚介類・生野菜などの未加熱食品 糞便(腸管系病原菌)汚染の指標。  
定性 液体培養法 2~6 100g以上 冷蔵 乾燥食肉製品、加熱食肉製品(加熱殺菌後包装)  
定量 最確数算定法(MPN) 2~6 100g以上 冷凍 非加熱食肉製品、特定加熱食肉製品  
定量 最確数算定法(MPN) 2~4 200g以上(かきの場合、殻は含めない) 冷凍(ビブリオがある場合は冷蔵) 生食用かき  
糞便系大腸菌群 定性 液体培養法 2~4 50g以上 冷蔵 生食用食肉(馬の肝臓または肉)  
大腸菌群 定性 液体培養法 3~7 50g以上 冷蔵(冷凍品は冷凍) 乳及び乳製品、アイスクリーム類、発酵乳・乳酸菌飲料、バター及びバターオイル、プロセスチーズ及び濃縮ホエイ、氷雪、清涼飲料水、粉末清涼飲料、氷菓、加熱後摂取冷凍食品(加熱済)、生食用冷凍鮮魚介類、冷凍ゆでだこ・ゆでがに 安全性の指標。加熱調理食品では、不完全な加熱処理や加熱後の二次汚染の指標となる。  
100g以上 加熱食肉製品(包装後加熱殺菌)、鯨肉製品、魚肉ねり製品  
定量 混釈培養法 2~7 50g以上 冷凍 液卵、加熱処理されたものや、加熱していなくても本来無菌的である食品  
腸内細菌科菌群 定性 液体培養法 5~7 50g以上 冷蔵 生食用食肉(牛の肉:内臓を除く) 糞便(腸管系病原菌)汚染の指標。E.coliや大腸菌群をも含む指標菌。 加工基準はn=25必要

芽胞形成菌

芽胞数(バシラス属菌芽胞数) 定量 混釈培養法 2~4 50g以上 冷凍 砂糖、でんぷん、香辛料(食肉製品の原料の時)、穀類、豆類、加熱調理食品の原料野菜等 加熱加工製品の原料品質の指標。 一般的にいう“芽胞菌数”はこちら
クロストリジウム属菌(嫌気性芽胞形成菌) 定量 混釈培養法 2~4 50g以上 冷凍 土壌汚染が気になる食品、レトルト・缶詰等包装食品等 一部食中毒原因菌
100g以上 冷凍 特定加熱食肉製品、加熱食肉製品(包装後加熱殺菌)    
耐熱性好酸性菌(TAB) 定性 液体培養法 10~20 50ml以上 冷蔵 果汁 果汁の変敗・異臭の原因菌(AATより広範囲の菌を対象としている)  
A.acidoterrestris(AAT) 定性 液体培養法 10~20 50ml以上 冷蔵 果汁 果汁の変敗・異臭の主となる原因菌  
低温細菌数 定量 混釈培養法 11~21 50g以上 冷凍 低温流通、長期低温貯蔵食品等 長期低温貯蔵・輸送時の衛生指標。生の食材では、新鮮さの指標になる。  
高温細菌数 定量 混釈培養法 3~5 50g以上 冷凍 自販機飲料(Hot)や温蔵庫・保温ジャー中の食品 フラットサワーの原因。高温状態で流通・販売される食品の衛生指標。  
乳酸菌 定量 混釈培養法 4~7 50g以上 冷凍 発酵乳、乳酸菌飲料、クレーム品の時等 食品の腐敗・変敗(“すっぱい・ネトネトする・肉が緑変”)などの原因であることが多い。  
腸球菌 定性 液体培養法 3~9 50g以上 冷蔵 ミネラルウォーター類、サラダ・冷凍食品・加熱食肉製品等 糞便(腸管系病原菌)の汚染指標で、特に工場環境や、食品の取扱状況を評価する指標菌。  
定量 メンブランフィルター法 3~7 500ml以上 冷凍 ミネラルウォーター類の原水  
緑膿菌 定性 液体培養法 4~6 50g以上 冷蔵 ミネラルウォーター類 汚水の指標。食品加工に使う水の汚染を疑う場合等に有効。  
定量 メンブランフィルター法 3~8 500ml以上 冷凍 ミネラルウォーター類の原水 公定法は受託不可
真菌(カビ・酵母) 定量 平板培養法 8~15 50g以上 冷凍 漬物、醸造食品(有用菌として検出)や、ジュース・ソース、低温保存や保存期間の長い食品等 pHや水分活性の低い食品や、低温保存や長期保存時の衛生指標。  
無菌試験 定性 液体培養法 15~20 2パック以上 製品記載温度 レトルト、缶詰    

食中毒原因菌

黄色ブドウ球菌 定量 平板培養法 3~7 50g以上 冷凍 食肉製品加工食品全般 人が介して(特に手指)汚染したことの指標。 汚染指標菌でもある
100g以上 非加熱食肉製品、特定加熱食肉製品、加熱食肉製品(加熱殺菌後包装)
サルモネラ属菌 定性 増菌培養法 4~8 50g以上 冷蔵 食肉製品、殺菌液卵・液卵加工品食肉・牛乳・卵及びこれらの加工品   下線部表記のもののみ結果表記の変更 陽性→陽性/25g 陰性→陰性/25g
100g以上 非加熱食肉製品、特定加熱食肉製品、加熱食肉製品(加熱殺菌後包装)、生食用食肉(馬の肝臓または肉)
遺伝子増幅法 2~3 50g以上 冷蔵    
腸炎ビブリオ 定性 増菌培養法 3~6 50g以上 冷蔵(冷凍品は冷凍) ゆでだこ・ゆでがに(摂食時無加熱)、冷凍ゆでだこ・ゆでがに、魚介類・海産物による食中毒発生時
 
生食用鮮魚介類(切り身・むき身・冷凍)、生食用冷凍鮮魚介類、生食用かき(むき身)
  死滅しやすい。10℃以下では発育しにくい。
定量 最確数算定法(MPN) 3~6 50g以上 冷蔵(冷凍品は冷凍)  
腸管出血性大腸菌(O26.O103.O111.O121. O145. O157) 定性 増菌培養法 3~7 50g以上 冷蔵 食肉・集団配食の食品など    公定法から外れた
遺伝子増幅法 2~8 200g以上 冷蔵   通知法
腸管出血性大腸菌 定性 遺伝子増幅法 2~8 食品:200g以上 冷蔵    
水:3L以上 冷蔵    
カンピロバクター・ジェジュニ/コリ 定性 増菌培養法 6~12 50g以上 冷蔵 食肉(特に鳥肉・牛レバー)・食肉製品   乾燥に弱い
 
リステリア・モノサイトゲネス
 
定性
予備試験・本試験 4~8 200g以上 冷蔵 ナチュラルチーズ、非加熱食肉製品    
増菌培養法 5~8 200g以上 冷蔵 乳・乳製品、食肉、スモークサーモン、低温貯蔵食品    
遺伝子増幅法 2~3 50g以上 冷蔵      
セレウス菌 定量 平板培養法 2~5 50g以上 冷蔵 穀類、豆類、香辛料や、加熱調理食品の食中毒発生時など    
ウェルシュ菌 定量 平板培養法 2~4 50g以上 冷蔵 缶詰、レトルト食品や、加熱調理食品の食中毒発生時など    

ノロウィルス

リアルタイムPCR法 定量 自主検査法(シングル) 2~3 2~3個以上 冷蔵      
公定法(トリプル) 6~9個以上 冷蔵      

毒素検査

ベロトキシン 定性 遺伝子増幅法 2~3          
黄色ブドウ球菌エンテロトキシン 定性 RPLA法 3~5          
セレウス菌エンテロトキシン 定性 RPLA法 3~5          

クレーム・異物・その他

保存検査*5       各項目の必要検体量×検査回数       要予約。詳細は別資料(保存試験のご案内)参照
細菌同定     不定          
真菌(カビ)同定     不定          
真菌(カビ)直接鏡検     1          
接写・顕微鏡写真1~10枚   デジタル 1          

 

 注意事項        

報告日数*1     :報告書発行までにかかる営業日数を指します。
受付時間(14:00以降)によっては、検査開始日が翌営業日になる場合がありまので、予めご了承下さい。
検体必要量*2        :記載重量は再検査分も含まれた量です。最低必要量は記載重量の半量となります。最低必要量以下での検査結果は参考値となります。
で記してある部分は、記載重量内で全ての項目を検査することが可能です。
保存方法*3    冷凍 :基本的に全ての検体について、採取後4時間以内に検査に入ることが可能ならば冷蔵保存が望ましいですが、不可能ならば冷凍保存をお薦め致します。
冷蔵 :冷蔵保存が望ましいですが、他に定量検査のご依頼があり、検体を分けて保存できない場合は冷凍保存でも可能です。(ビブリオ類を除く)
対象食品*4    赤字で記されている食品は、対象検査項目について規格基準が設けられております。
保存検査*5    :検体保存用のインキュベータの都合上、予約制となっております。予約時に保存温度・保存期間・検査日をお知らせ下さい。(詳細については“保存試験のご案内”参照)

*その他に検査可能な菌種や検体材料もあります。また、微生物を利用した実験等も承りますので、ご相談ください。